2017年度から導入された準2級のライティングテスト。
詳細が判明しましたのでまとめて掲載します。
準2級のライティングテスト内容
問題は1問のみ。
質問が英文で与えられるので、それに対する回答と理由2つを50文字から60文字で記述します。
質問とは、いたってシンプルな1行の英文です。
準2級のライティングテスト導入前に説明された例では、学校の部活に参加した方が良いか?とか、
学校で電子辞書を使うべきか?といったものです。
採点方法と合格点
採点は4つの観点で採点され、各観点とも配点は0点から4点で、合計16点です。
観点(1)内容 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点(2)構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点(3)語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点(4)文法 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
これがCSEスコアに変換されますが、ライティングテストのCSEスコアは600です。
ちなみに英検準2級のCSEスコアは以下のようになっています。
1次試験CSEスコア合計(満点):1800
1次試験合格CSEスコア:1322
2次試験合格CSEスコア:406
ライティングテストの600という数値が、どれほど重みをもっているかわかりますね。
つまりライティングテストで高得点を取れば、1次試験突破がかなり楽になるのです。
2017年度第1回検定の出題
ライティングテストは5問目にあります。
日本語で5項目の指示があります。
・外国人の知り合いからQUESTIONをされたという設定
・QUESTIONに対しての意見と理由を2つ書けという指示
・語数は50文字から60文字が目安
・解答を解答用紙のB面のライティングテスト用の解答欄に書けという指示
・解答がQUESTIONに対応していない場合は0点もあるという宣告
なお、語数が50文字から60文字を目安という日本語を使っていますが、受験者の心得として必ず50文字から60文字で記述すべきです。
QUESTIONは、食事をレストランでするのと自宅でするのと、どちらが良いと思うか?というものでした。