英検®準2級の2次試験、つまり試験官との1対1の面接試験について対策方法をご案内します。
英検®準2級の2次試験は、従来型の英検®試験では1次試験の合格者のみが受験できる試験です。
4技能の内のスピーキング能力を試験します。
しかし、その試験は何と約6分間!
たったの6分なのです。
6分ぐらいなら、全集中で乗り切りましょう。
英検®準2級 2次試験(面接)対策【公式】
【公式】って何?と思いますヨネ。
つまり標準的と言いますか、模範的な試験対策の事で、あえて【公式】としました。
ということは【非公式】もある?
もちろんです!
コロナ禍までは「英検®対策塾」という事業を運営してきましたが、継続を断念しました。
「英検®対策塾」方式は、生徒さんと直接でないとできないので、コロナ禍のタイミングでやめることにしました。
リモートでやろうと思えば、ある程度はできるにしても、満足にはできませんでした。
「英検®対策塾」方式でリアルな生徒さんとやってきた対策といいますかノウハウが【非公式】です。
あまり大きな声でおススメできないような内容もありますので…
【非公式】についてはこちら:
前置きが長くなりました。
2次試験(面接)対策その1:試験内容を把握する
生徒さんの中では、困ったことに2次試験の内容も確認しないまま試験日を迎える人がいます。
「実力を試すのが試験だから良いじゃないか」という訳です。
まぁ、それはそうなんですが、せっかくの試験なので、どんな試験を受けるのかは知っておきましょうよ。
次の対策その2で説明しますが、英検®準2級 2次試験用の対策本が市販されています。
それを購入するというのも手ですが、英検®公式サイトにも、2次試験内容の解説があります。
準2級の試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
試験内容としては以下の項目になりますが、詳しくは公式サイトをご覧ください。
音読 | 50語程度のパッセージを読む。 |
パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える。 |
イラストについての質問 | イラスト中の人物の行動を描写する。 |
イラストについての質問 | イラスト中の人物の状況を説明する。 |
受験者自身の意見など | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 |
受験者自身の意見など | 日常生活の身近な事柄についての質問に答える。 (カードのトピックに直接関連しない内容も含む) |
さらに、「二次試験の受け方」として2次試験当日の流れも掲載されていますので、あわせて確認しておきましょう。
2次試験(面接)対策その2:過去問をやってみる
実際の時間配分で、過去問をやってみましょう。
これをやっておくのと、おかないのとでは、試験当日の精神状態が大きく違ってきます。
ただでさえ試験官との面接で緊張しますし、約6分間であっという間に終わってしまうからです。
市販の書籍の中ではDVDで映像で試験の流れを確認できるものもあります。
特に英検®の面接試験が初めての人には参考になると思います。
ちなみに、英検®公式サイトにも「英検バーチャル二次試験 準2級」というものがあります。
英検バーチャル二次試験 | 準2級 | 試験問題・準備 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
二次試験での面接室に入室してから退出するまでの流れを、アニメーションでわかりやすく解説します。
英検バーチャル二次試験 | 準2級
こちらもおススメです(無料ですし)。
2次試験(面接)対策その3:過去問を暗唱する
実はこれこそ、究極の2次試験対策です。
最低でも3回分の問題と模範解答を頭に入れて、暗唱しましょう。
模範解答だけではなく、試験官のセリフ(質問)も全てです。
ただ頭に入れておく(暗記)だけではだめですヨ!
口からスラスラと自然に出てくるまでやりましょう(暗唱です)。
3回分なら15分程度なものですから、是非とも頑張って下さい。
6回分くらい暗唱すれば、自信がついてきて、早く試験日を迎えたくなります。
2次試験(面接)対策その4:全集中の呼吸を常駐させる
「全集中」と書きましたが、呼吸法ではありません。
以下の注意点を頭と体に覚え込ませる(常駐させる)ことです。
- 試験部屋に入ったら、部屋を出るまで日本語は口にしてはならない
- 沈黙はNG、間違っても良いから英語を口にする
- 答えがわからない、意味がわからない場合は「わからない」と英語で言う
- 発音を気にしないで大きな声で言う
特に日本語だけは絶対に避けましょう。
後は、1次試験を合格している訳ですから、自信をもって堂々と望みましょう。
2次試験(面接)対策その4:試験会場を下見しておく
2次試験会場が行ったことのない会場(場所)であれば、事前に下見は必須です。
試験当日、何があるか分かりません。
特に時間がない時に限って予期せぬトラブルが起きるものです。
英検®の試験に限ったことではありませんが、できれば試験当日と同じ曜日で同じ時間で行ってみることをお勧めします。
それと、試験日前、前々日までは試験の流れをもとにイメージトレーニングをしておきましょう。
言わずもがなですが、持ち物は前日に揃えておきましょう。