仕方がないので、自分で「スタディギア for EIKEN 」をコツコツと続けることにしました。
参考書とか問題集とかデル単とか、何か買ってやらないとダメかなぁ?
塾とか行った方が良いのかなぁ
と、不安を感じるあなた。
でも、参考書や単語帳など持っているクラスの友達も、学校の勉強や部活などで、ほとんど手を付けてないらしい。
ここは鱗滝さんに教えられた勉強法を繰り返しやって身に着けるしかない!
とにかく頑張るしかない。
昔から頑張ることしかできないんだから…
朝起きた15分間とか、通学時間、お昼休みの残り時間、帰宅後の15分間など、細かな時間を見つけて、繰り返しやることを続けました。
同じ問題を繰り返すうちに、だんだん問題も答えも頭の中に入ってきました。
そのうちに「スタディギア for EIKEN 」のほとんどのコンテンツで正解率が80%を超えるようになりました。
そしてある日、ついに正解率が100%になりました。
「やったー!」と、思わず叫んだその時。
突然、背後に鱗滝左近次が現れたのです。
お前に「スタディギア for EIKEN 」はやりきれないと思っていたのだが...
よく頑張った!
お前は凄い子だ。
鱗滝左近次に頭を撫でられ、思わず涙がポロポロとこぼれてきました。
ワシはここで待っている。
「必ず生きて帰れ」って、相変わらず意味が分かんないと思いつつ、段々と意識が薄れてきました。
そうです、ここんとこ学校の勉強に、部活に、遊びに、そして「スタディギア for EIKEN 」と、ほとんど休む時間もなく目一杯の日々だったのです。
体が、頭が、限界を超えてしまっていました。
「大丈夫か」という声が聞こえてきて、黒装束の人に背負われたのまでは、なんとなく分かりました。
そして「蝶屋敷」ということろに運び込まれたのでした。
この続きは「英検®準2級:蝶屋敷で機能回復訓練」にて
まずいなぁ、正解が半分行かないぞ!