段取り八分
どういう意味でしょうか?
ネットの記事を引用してみます。
段取り八分 段取り八分とは、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉。 仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然であるという意味。 この言葉の後に、「仕上げは二分」と続くこともある。
つまりここで段取り八分を引っ張り出した理由も、準備が大切だということなのです。
どんな内容をいつまでに実行しようと決めた段階で合格は見えてきます。
逆な言い方をすると、漠然と準2級対策本みたいな教材をやっていても合格はおぼつかないことを言いたいのです。
最悪なのは準2級用の単語集みたいなものを眺めて時間を無駄にしてしまうことです。これでは何も残りません。
準2級の準備って何?
実際の試験を知っておく
実際の本番の試験の内容と構成、回答の仕方を頭に入れてしまいます。
試験が始まったら、すぐに回答に取り掛かれるようにしておきます。
分かりやすい例をあげましょう。
準2級の1次試験の後半はリスニングテストです。
リーディングテストとライティングテストが終わると、引き続きリスニングテストとなります。
しかし試験監督官の説明や音声による試験説明と例題だけで実に2分半以上かかります。
この間何していますか?
事前準備していない人は、説明をしっかり聞かなければなりません。
しかし事前準備ができている人は、リスニングテストの第2部と第3部の選択肢をチェックすることができます。
何をどうチェックするのかは後日説明しますが、この差は大きいです!
日程と優先順位
次に具体的な計画をします。
試験本番の2018年の1月に向けて毎日何をするかの表を作ります。
クリスマスと年末年始は、プライベートな行事もあります。
全て禁欲しても無理が出ます。
しっかり勉強したら、コレとアレは楽しんでしまおう!とご褒美の時間も設定しておきましょう。
そして大切なのは優先順位です。
第1位:リスニングテスト
第2位:ライティングテスト
です。
リーディングテストはどうでも良いです…と言いたいところですが、次回リーディングテストのツボについては説明しますね。
ただ、これだけはハッキリしています。
リスニングテストの出来が悪い人は合格できません。
つまりリスニングテストの出来が合否を左右します。
もう一つ。
小学生が準2級に合格したとかニュースになることがありますが、彼らはリスニングテストがほぼ完璧です。
リーディングテストはそこそこかダメな方です。
さらにもう一つ。
リスニングテスト対策は、2次試験の際にあなたを助けます。
その理由は、2次試験になればわかりますよ。
後は二分!
何をどうするかは、ここの講座で説明します。
リアルな検定合格講座では、カレンダーを見ながら進められますがネットの場合は皆さんがご自身の都合でキチンと計画表を立ててくださいね。
段取り八分の残りの二分です。
繰り返しますが、無理やりで実行不可能な計画はダメですよ。
計画を作るための計画はダメなのです。
実行できる内容で計画を立てましょう。
そこには息抜きは絶対に必要ですよ、特にクリスマスと年末年始は。
では、次回からは具体的に個々の各テスト内容に入っていきましょう!