英検®準2級の2次試験
そもそも2次試験はスピーキングテストであり、英語を準2級で想定されているレベルで話すことができるかを判定するテストです。
テストは問題カードを渡されて、その問題カードに関するものが音読と質疑応答が3問、その後に意見を問われる問題が2問です。
最初にテスト形式を確認しておきましょう。
英検®の公式サイトには以下のように説明されています。
英語での面接(約6分)
音読:50語程度のパッセージを読む。
パッセージについての質問:音読したパッセージの内容についての質問に答える。
イラストについての質問:イラスト中の人物の行動を描写する。
イラストについての質問:イラスト中の人物の状況を説明する。
受験者自身の意見など:カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。
受験者自身の意見など:日常生活の身近な事柄についての質問に答える。(カードのトピックに直接関連しない内容も含む)
具体的には以下のようになります。
入室後、簡単なあいさつに続き問題カードを渡されます。
音読
試験官の指示に従って、50語程度のパッセージを読みます。
もちろん発音がチェックされていますが、あまり神経質になる必要はありません。
これまでの実績からして発音が悪いと大きく減点されたり、不合格になる例は稀なようです。
パッセージについての質問
音読したパッセージについて質問されます。
イラストについての質問
イラストについての質問を2問されます。
イラストを見ながらで良いので、落ち着いて回答しましょう。
2問はイラスト中の人物の行動を描写するものと、イラスト中の人物の状況を説明するものになります。
意見を問われる質問
次に問題カードに関することが1問、一般的なことについてが1問の2問意見を問われます。
一般的とはいえ関連した内容の質問です。
まったく無関係なことは聞かれません。
2次試験の出題設定
準2級では、問題の設定は日常生活の話題としてある程度範囲が決まっています。
過去の例として以下の場面から出題されています。
ホームシアター、ボランティアガイド、電子辞書、食品フェア、映画祭、プリペイドカード
※目安としては、準2級は「高校中級程度」です。
英検®公式サイトより
最近の例を見ても、パッセージにしてもイラストにしても学生生活に関することが多いです。
他にもこんな意見を問う出題がされています。
テレビ番組でクイズ番組が多いが、あなたはクイズ番組が好きですか?その理由は?
最近は手紙を書かずにメールを送ることが多いですがあなたは手で手紙を書きますか?
現在は多くに日本人が海外に住んでします。あなたは海外に住みたいと思いますか?
こうした2次試験にはどんな準備が必要なのでしょうか?
これから2次試験対策を紹介していきますね。
英検バーチャル2次試験 準2級
英検®の公式サイトに動画によるバーチャル試験があります。
まだご覧になっていない人は、必ず1度はチェックしておいてくださいね。
URL:http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p2/